結婚・転居・転職についての備忘録

諸々の手続きについての記録、および日常の雑談。

一人暮らし(ごっこ)の楽しい思い出

去年の春から夏にかけて、
マンスリーマンションを借りて一人暮らしをしていた。
じわじわと結婚が現実味を帯びてきた時期、
このまま実家から新居へ引っ越して、死ぬまで一人暮らしの経験がないままだったら、
なんだかとても後悔するような気がして、「今しかない!」と実家を出た。

一人暮らしするにあたり、してみたかったこと。
・鍋から直接ラーメンを食べる。コンロの前に立って食べる。
・終電を気にせず飲みに行く。
・入浴剤を頻繁に使う(残り湯を洗濯に使わない!)
・テレビつけたまま寝る。
・突然外食する(大戸屋で晩ごはん食べたい!)

一人暮らしして思ったこと。
・鍋敷きも丼も持ってないから、コンロの前で、鍋から食べるしかない(さすがに丼は買った)
・次の日起きられない惨劇を想像すると、そんなに飲んでばかりいられない。
・入浴剤使った後の浴槽洗うの面倒くさい。
・うるさくて寝られない。テレビ消しても高速道路の音がうるさい。
・急に外食しようとすると頭をよぎる、今日が賞味期限の豆腐。

実際にしてみるまでは、一人暮らしとは「自由」であり、「解放」だと思ってた。
それも間違いではなかったけど、自由に暮らすためには反面
いくつかの「制約」があることにも気付いた。
人と暮らす「不自由」も、私はとても好きだということも。

たくさんの気付きを得て、予定通りに実家に戻った。
もう死ぬまで一人暮らしの機会はないかもしれない。
少し寂しい気もするけれど、そうなればいいなと心から思う。
私にとっての一人暮らしとは、3ヶ月間限定の楽しい思い出。