結婚・転居・転職についての備忘録

諸々の手続きについての記録、および日常の雑談。

ハローワークか、転職エージェントか

転職活動の方法というと、大別して以下5種類かなあと思う。

1.ハローワークの求人に応募する
2.転職エージェント(DODAリクルートエージェントなど)を使う
3.転職サイト(リクナビネクスト、マイナビ転職など)を使う
4.企業の採用情報を見つけて直接応募する
5.知り合いからの紹介

それぞれ特徴があるのでどれがいいとは一概に言えないけれど、私は基本的にハローワーク・転職エージェントを中心に転職活動中なので、その2つの比較について書いてみようと思う。

■得意な企業のちがい
大手企業(本社ないしそれに準ずる場所)に入りたいという
強いこだわりがある場合は、転職エージェント一択。
逆に、地元の中小企業を探したい場合は、真っ先にハローワーク
大手企業の支所・工場採用の求人はハローワークにあることもある。

■転職活動のしやすさ
在職中に手間なく転職したいなら転職エージェントがおすすめ。
企業との面接の日程調整や面接後のフィードバックなども全てお任せでとにかく楽。面談後のお礼メールすらいらない(むしろ勝手に企業にコンタクトするなと言われる)
転職エージェントとの初回面談は、土日や夜間に対応してくれることも多いです。
あと、すぐに次の仕事を見つけたい場合も転職エージェントが有利。というか、転職エージェントで「ゆっくり探したい」とか、「勤務開始は早くとも三ヶ月後以降を希望します」とか言うと露骨に嫌がられる。笑
向こうもお仕事なので仕方ないですが。

他方、ハローワークの求人は基本的に自分で直接企業に書類を送るので、
当然日程調整なんかも自分でやる必要があるし、地味に手間とお金がかかる。笑

■求人票の内容
基本的にはどちらも同じくらいの詳しさ。どこまで信用していいかは別として(?)ある程度転職後のライフスタイルを検討できるだけの情報は手に入る。
お願いすれば自分の代わりに質問してくれることもある。

■倍率(書類の通過しやすさ)
圧倒的にハローワークのほうが書類通過しやすい。
何人が書類を出してて・何人が通過してるかも教えてくれる。
転職エージェントでは「書類の通過率が20%、書類通過後の面接通過率が30%」が目安と言われたけど、それは人気のない求人も満遍なく受けた場合の話。
人気の求人だと採用枠1に対して三桁の応募人数とかザラでした。笑

■個人的な総括
経験がある人が、強みを活かして転職するなら転職エージェント。
未経験から新しい仕事に就きたい場合、退職してからのんびり仕事を探したい場合、家の近くの求人を探したい場合のように、働き方(仕事の比重)を変えたいときはハローワーク。という感じかなあ。
これは本当に私感ですが、転職エージェントの求人は、腰を据えて長く働くためのものより、今後も継続的に(数年ペースで)キャリアアップのための転職をしていくことを前提としたもののほうが多い気がする。

ハローワークと転職エージェントに絞るまでは転職サイトと直接応募もしていたので、なぜこの2つでの応募を止めたのかもメモとして。

■転職サイト
ハローワーク・転職エージェントの求人票と比較すると、情報が薄い。年間休日や賞与など、なかなか聞きにくい待遇面を自分で確認する必要あり。
・スカウトや「面接に来ませんか?」というお誘いをくれる企業もあるが、大抵、万年人不足のところが多い。
・転職サイトから応募した企業の面接を受けた際、明らかに職場の雰囲気が不穏だったこともあり、どうしても応募したい企業以外は使うのを止めた。ただ、掲載件数の多さや検索しやすさといった点ではかなり優れているので、「どんな仕事があるかなー」「この職種の賃金相場はどれくらい?」みたいな一般的なことを調べるのにはとても便利。

■直接応募
・名指しで「ここに入りたい!」という企業がある場合は別として、企業のWebサイトにひとつひとつアクセスして採用情報を確認するのは大変すぎる。
・大抵、返事が遅い。
・募集終了の求人が載ったままだったり、採用意欲のない空求人だったりも。

GW明けにハローワーク求人の面接がいくつかあるのでどきどき。